安全BOOK・2 編集中。
2009年 11月 04日
前回2006年に出した「安全BOOK」の時から、情報のある人工壁(ジム)での事故だけで約80件の事故が起きていました。完全に闇に葬られたものや、小さな事故まで含めると倍では済まないでしょう。えらいこっちゃ!
気になったのは、死亡を含む重大事故なのに「詳細不明」というのが案外多かったこと。
もちろん個人情報は伏せるにしても、重大な事故が発生した場合は、再発を防ぐためにも、施設管理者は詳細な報告書を公表し、再発を防ぐ方策を取る姿勢をアピールすべきだと思うのですが、実態は逆のようです。
死亡事故などを公表することは、施設(または個人)にとってはマイナスイメージになるのかもしれませんが、どのような事故が、どのような原因で起こったかということをクライマーが情報共有することは大切なことだと思うのです。きっとクライミング界の未来にとってはプラスになるはず…。
このあとは「外岩編」の事故例にとりかかりたいのですが、まだ担当者から原稿が送られてきません。。
がんばれ~! 安全委員長!
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明日から5日間ほどタイに行ってきます。今回はクラビ方面ではなく、北部のほう。
岩場はあるのですが、登りに行けるかはかなり微妙。観光関係の取材で、自由時間はほとんど無く…(泣)。
なので、しばし、ブログ更新できないかもしれませんが、ご容赦を!