東京ワンダーサイトと神座(かむくら)
2007年 01月 15日
東京ワンダーサイト(TWS)で開催中の”WAVE FRONT~オーストラリア現代アートの最前線”。
一昨年の横浜トリエンナーレにも出展していたショーン・グラッドウェルの日本で撮り下ろしの新作を見れるというので、トリエンナーレスタッフだったHさんの誘いを受け(タダ券をいただき)、見に行くことにしたのでした。
また、ショーンの作品は現在、別の仕事でお世話になっている制作プロダクションの担当者にも紹介することになっていたので、ちょうど良いタイミングだった。うまく繋がっていって、また仕事になればいいのだが…。
TWSは初めて行ったのだが、渋谷パルコPart2の向えにある建物の中にある。入り口が裏側にあるのでちょっとわかりにくかった。
時間通りにHさんたち到着。さっそく中に。予想以上に狭かったが、渋谷に行ってフラッと覘いてみるにはちょうど良いサイズ。
ショーン・グラッドウェルの他に5作家が出展。ショーンの作品は6作品。新作は新宿駅の地下コンコースでダンサーがゲリラパーフォーマンスを行うのだが、そのダンサーとそれを見た通りがかりの人々のほとんどが無関心を決め込む姿を淡々と記録しているもの。「こんなに日本人って味気ないのか?!」と、驚きと”あきれ”を感じさせられる。が、それが現実であり、大都会においてどれだけ人間関係が希薄なものになっているのかということを見事に表現している(と思う)。まあ、とにかく見てみてほしい。
ショーンのほかに僕が気になったのはTVムーアという作家と、16:30から建物の外の窓に映し出されるクレイグ・ウォルシュの”無数のゴキブリ”。特にゴキブリはかなり強烈(だが、やはり通行人は無関心)。入場料は500円。
観覧のあとは、沖縄料理屋に移動して軽く乾杯と食事。ここは至って普通の店でしたが、ちょっと食べたりないということで、皆で寄ったラーメン屋が超・美味かったので紹介します。
大阪は道頓堀に本店があるのだそうですが、各地に展開していて東京ではここ渋谷のほか新宿にもあるそうです。詳しくはHPにリンクしとくのでぜひチェックしてみてください。
渋谷はあまり得意じゃなかったが、かなり楽しい時間を過ごせました。