坊抱岩リボルト
2007年 06月 07日
白馬のボルダー取材を終えて、TOKIO邸に1泊させてもらった翌日は再び長野の坊抱岩(ぼこだき岩)のリボルト作業に向かいます。
100岩場に認定されて、毎週末多くのクライマーが訪れているにもかかわらず、支点はかなり問題ありの岩場です。この状況に不安を感じた地元クライマーのN野さんが個人で整備を開始しましたが、とても追いつかず、昨年から何度もリボルトの要請をいただき実現しました。
あらてめて作業してみての感想ですが、支点の不具合もさることながら、岩がかなりルーズで、いくら良いボルトに打ち替えても小さな落石やまとまった崩落の危険性がぬぐえないということです。(特に初心者や子供など、岩場での危険を察知できない人はヘルメットの着用を強くお奨めします!)
しかし、面白いルートもあるし、グレードも初・中級者にはピッタリのが揃っていて、ロケーションも最高。駐車場やキャンプ場も完備という岩場なので、行きたくはなります。ですので、今後も地元クライマーと連携を取りながら整備を進めていきたいと思っています。
なお、これらの整備活動はJFAの岩場整備基金によってまかなわれています。
まだJFAへご入会ではない方はぜひご加入ください。
よろしくお願いいたします。