Freeclimbing is not a crime!


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野沢温泉レポート その3

1月4日。正月のスキー旅行も3日目。次のネタが書けないので一気に片付けちゃいます。

夜中はずっと小雪が降っていたみたいですが、朝、目が覚めると青空も見えはじめていました。
これは急がねば!と、妻子も妻実家家族も放っぽりだして、単独で、リフトの営業開始時刻の8時半前に長坂ゴンドラ乗り場へ向かい、半日券を購入。すでに20人近くにの人が並んでましたが、前日は団体行動だったので、リフト券購入からゴンドラに乗るのに20分ぐらい待たなくてはいけない状況でしたが、今日は問題なし。

ゴンドラに15分ぐらい乗り、下りたら「やまびこゲレンデ」方面へダッシュ。このころ雪が再びゴンゴンと降ってきました。やまびこゲレンデは毛無山山頂直下の野沢温泉スキー場ではもっとも標高が高い場所にあり、雪質もグーなのは昨日確認済み。

ゲレンデトップにはまだ数人しかいません。圧雪されたコースの上に20㌢ほど軽い新雪が乗った状態で、まだ降り積もり続けています。テレマーク初級者には最高のコンディション(かな?)。
野沢温泉レポート その3_f0039916_1581045.jpg

とりあえずゲレンデを滑りまくり、人が徐々に増えてきたところで、やまびこAコースとBコースの間にあるツリーに突入してみることにしました。視界は悪かったですが、ここは左右どちらに出てもコースに戻ることができ、真ん中に行けば、ちゃんとリフト乗り場に出れるので、効率よくオフピステを滑ることができます。

昨日までの凸凹が若干残ってましたが、ほぼリセット状態。夢中になって、もちろん雪まみれになって滑りまくりました。なんとなくオフピステ、しかもパウダーでの滑りの感覚がつかめてきた感じです。むろんボードのように自由自在というわけにはいきませんが、とりあえずテレマークでも意味不明な叫び声をあげながら滑れるようになったのは収穫です。一昨日の特訓が効いてる感じ。

ヘトヘトになったころに家族に連絡しようとすると、携帯電話がない! 中間着のポケットに入れておいたのですが、ジッパーが開いていつの間にか飛び出しちゃたみたいでした。半分あきらめてパトロールの事務所に尋ねてみると、なんと上(やまびこコース)のリフト乗り場に届いているとのこと。あの大雪のなか、奇跡としか言いようがありません。

で、携帯を受け取りに行ったついでにまた5~6本滑ってしまいました。そしたら川崎から単独でやったきたというテレマーク歴8年と言う兄ちゃんとリフトが一緒になってしまい、さらに3本ほど滑ってしまいました。

携帯を回収してようやく家族と連絡が取れ、気がつくとリフト午前券のタイムリミットの5分前。宿の方面に下りるためのコースへ行くためには連絡リフトに乗らなくてはいけません。
毛無山の山頂付近から一気に下り、連絡リフト前は軽い登りと平坦路があり、そこを猛ダッシュで歩きました(ああ、テレマークでよかった)。

あきらめて下山しようとしていた妻子にもギリギリ追いつき、最後はロングコースを3人で滑りおりました。
ほぼ4時間滑りとおしで半日券の元を十二分にとった最終日でした。宿に戻ってSKINSを着込み、帰路へつきました。

(おしまい)
by climbworks | 2008-01-13 02:26 | Snow