あるM岩での出来事
2009年 11月 16日
校了徹夜明けのM山氏の寝坊により、やや遅めの現着。
茅ヶ崎ロック周辺だけでも100名以上の先客がいた。城ヶ崎がややこしいことになっている影響か?
これは撮影どころではないので、適当にクライミングすることにした。
まあ、幅広いレベルのクライマーが訪れる岩場なので、面白い光景はそれはたくさん見ることが出来た。
その中でも一際目を引いたのが飲酒クライマーズ。20~30歳代の男女6~7人のパーティーだった。
とにかく、ビール飲みながら、それは楽しそうにクライミングに興じていた。
そりゃ天気いいし、美味いだろう。 ま、クライミングも、もはやレジャーの一種なんだろうか!
しかしだ、アルコール入った状態でクライミングしたらどうなる?!
ビレイミスやら、終了点のかけ間違いやら、素面の時よりも格段に失敗の可能性は高まると思う。
もし、事故が起きて、それが人命にかかわるようなものだったら、間違いなく警察の事情聴取が入る。
そうすれば、またしてもアクセス問題へと発展するだろう。
しかも、幕岩は昨シーズンのてんとう虫ロックの落石事故以来、デリケートな岩場だ。
(たしか、火気厳禁が呼びかけられていた岩場だが、彼らはコンロで湯沸かしもしていた)
そんなことを思いながらも、見て見ぬふりはしなかったけど、注意まではしなかった。
だが、ひとたび問題になれば、おそらくまたこちらへと降りかかってくるだろう。
自分たちの仕事を遂行しなくてはいけないこともあったし、面倒くさいのもあった。
だけど、最後まで気になっていた。 ならば、やはり注意すべきだったのだろう。
次は絶対注意する。 とにかく後味悪い1日だった。