山形行ってきました!
2007年 09月 04日
週間予報ではずっと雨だったのですが、前日に好転し、急遽開催決定。
前日の夜、ヤマケイ10月号の校了作業のためになかなか寝ることができず、布団に入ったのが1日の午前1時すぎ。非情にも3時の目覚ましで起き、3時半に立川の自宅出発。東北道へ向かいます。
6時間のドライブを予定しておりましたが、途中何度も眠くなり、休憩を重ねたために現地到着は11時前になってしまい、参加される方々を1時間近くお待たせしてしまいました。どうもすみませんでした!!(なんとか眠らないように運転頑張ったのですが…)
到着してすぐに下の駐車場にて座学開始。10名ぐらいの参加がありました。
ボルトの種類とその長所と短所、リボルトの意義と目的、歴史的経緯、作業手順、さらにリボルト後に起こりうる問題点などを1時間かけてお話ししました。詳しい内容はまた別の機会にfreefanにでも書きたいと思います。
その後、岩場に上がって、状況確認ののち、実際の作業で旧ボルトの撤去方法やケミカルボルトの施工方法などをお伝えしていきました。
1日目終了後、100円で入浴できる天童温泉の公衆浴場や美味しい蕎麦屋に連れて行ってもらったり、短時間でしたが、それなりに旅気分も満喫。
夜は泊まりのスタッフたちと軽く宴会。むろんすぐつぶれましたが…。
2日目。朝から岩場へ上がり、作業開始。基本的に前日の続きですが、アンプルタイプのケミカル施工による終了点交換の手順などを説明。その後、各ルートに別れて、作業をしていただきました。
また、この日は盛岡方面からの見学者も多くいたので、午後からはまた前日と同様の座学会をを開催し、リボルト関連の話のほか、アクセス問題のことやJFAの活動説明などをさせていただき、たくさんの方にご静聴いただきました。本当にありがとうございました。
暗くなるまで作業を続け、2日間の日程を終了。
話中心で、作業量自体は大した量ではありませんでしたが、中心的な作業者の皆さんには”リボルトの心意気”みたいなものは伝えられたのではないかと思います。今後は彼らを中心に山寺のリボルト作業が進められることでしょう。
帰りに間もなく山形市内にオープンするクライミングジム”Dead Point"を表敬訪問。
2日間の作業報告と今後の協力をお願いして、山形を後にしました。
帰りはさすがに途中で仮眠を入れて、翌午前5時に無事立川へ戻ることができました。
移動距離が長かったためにかなり疲れたのは確かでしたが、行ってよかったな、と思えるリボルト勉強会でした。
いろいろ段取りをしてくださった皆様、勉強会にご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました&お世話になりました。
(山寺での勉強会の様子の写真がありません。写真を撮られた方、メールで送っていただけるとありがたいです。よろしくお願いいたします。)