Freeclimbing is not a crime!


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変酋長辞任のご挨拶


突然ではありますが、私、井上大助は日本フリークライミング協会(JFA)の会報誌freefanの編集長(自称=変酋長)を現在の最新号57号をもって、辞任させていただくことになりましたので、ここにご報告申し上げます。

辞任の理由は、freefan57号の掲載記事の一部に関して、クライミング界に大きな混乱を招いたということで、その責任をとる形となりました。
(詳細を書きますと、愚痴の羅列にもなりかねませんので、直接お会いした時にでもお話しさせていただくということでご勘弁ください。)

在任中は、各方面の皆様に多大なご指導・ご支援・ご協力を賜りましたことを深く感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
また、これまで毎号発行が遅れ気味となり、スポンサーならびにJFA会員の皆様には多大なご迷惑をおかけしました。あらためてお詫び申し上げます。

後任については、とりあえず58号はJFA理事の室井登喜男が編集長代理として当たることになっておりますので、引き続き、ご支援・ご協力のほどをお願い申し上げます。
(ただし、印刷・発送などの実務面については、他にできる人間がJFA内にいませんので、そちらはもうしばらく私が担当させていただく予定です。)

気がつけば、1997年の第11号からfreefan編集スタッフとして加わり、18号あたりから編集/発行責任者として約12年間、計46冊のfreefan(+別冊の安全BOOK 1冊)制作してまいりました。
その間、取材では各地の岩場をめぐらせていただき、多くのクライマーの皆様にお世話になりました。本当にありがとうございました。

この12年間の間にクライミング界はすっかり様変わりし、JFAの会員数は5倍近くになり、freefanの発行部数も就任当初は300部足らずだったものが、現在では2000部近くに膨れ上がっております。
そして、クライミング界全体では、愛好者数が激増し、アクセス問題(さまざまな理由で岩場が登れなくなること)が頻発し、老朽化によるリボルト(支点打ち替え)の必要性など、問題点も多々出てきています。

そういった意味ではfreefanの編集スタッフとして、まだまだやるべき仕事もあるような気はいたしますが、いったんはここで編集の仕事から降りさせていただき、その代わりに各地のアクセス問題対策やリボルト作業などの“現場”で、微力ではありますが、お手伝いしていきたいと思っております。

なお、編集者としては各商業誌等ではまだ仕事を続けさせていただく予定ですので、またそちらでお会いしましょう! チャンネルは少し変わっていくかもしれませんが…。
よろしくお願いいたします。

2008年6月6日
井上大助
by climbworks | 2008-06-06 01:44 | Media