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by climbworks
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おいしいコーヒーの真実

久々に映画の紹介をさせていただきます。

以前から気になっていた劇場、東京アップリンクで上映中の話題のドキュメンタリー、
おいしいコーヒーの真実 です。

僕も毎日、本当に何気なく何杯も飲んでいるコーヒー。その生産・輸入の裏側はこんなふうになっているのです。

この映画を観てしまうと、すかした顔してスタバでコーヒーなんか飲めなくなっちゃいますよ!
(ちなみにスタバ本社はこの映画の取材を拒否しているそうです。。)

監督は、やはり話題のマーク・フランシス&ニック・フランシス兄弟

いろいろ書きたいのですが、公式HPのコメントがやはり良くまとまっているので、引用させていただきます。

コーヒーは世界で最も日常的な飲物。全世界での1日あたりの消費量は約20億杯にもなる。大手企業がコーヒー市場を支配し、石油に次ぐ取引規模を誇る国際商品にしている。私たちは「おいしいコーヒー」にお金を払い続けている。しかし、コーヒー農家に支払われる代価は低く(※)、多くの農家が困窮し、農園を手放さなくてはならないという現実。
(※トールサイズの330円のうち、生産農家の手にわたるのはたった3~9円)

一体なぜ?

このパラドックスが最もよく現われているのが、コーヒーの原産国エチオピアだ。
その原因は、国際コーヒー協定の破綻による価格の大幅な落ち込み、貿易の不公正なシステム。
農民たちは教育を受けることも、食べることもままならず、貧困にあえいでいる。
エチオピアでは毎年700万人が緊急食糧援助を受けており、緊急支援に依存せざるを得ない状況にある。しかし、アフリカの輸出シェアが1パーセント増えれば年700億ドルを創出できる。この金額はアフリカ全体が現在受け取っている援助額の5倍に相当する。必要なのは援助ではなく、自立を支援するためのプログラムなのだ。

エチオピアの74000人以上のコーヒー農家を束ねるオロミア州コーヒー農協連合会の代表、タデッセ・メスケラは、農民たちが国際市場で高品質で取り引きされるコーヒー豆の収穫のために奮闘するかたわら、公正な取引(フェアトレード)を求めて世界中を飛び回る。

コーヒー産業の実態を暴きながら、貧困に苦しむコーヒー農家の人々を救おうとするタデッセの戦い。生産者、企業、消費者。コーヒーが飲まれるまでの道のりに、深いドラマがある。1杯のコーヒーを通して、地球の裏側の人々の生活と世界の現実を、あなたは深く知ることになるだろう。


まあ、そんなわけですので、以下のバナーから公式HPに入り、予告編をご覧ください。
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公式ホームページには、僕が敬愛するシンガーソングライター・安藤裕子さん(ニュースキャスターじゃないよ!)はじめ、著名な方々がコメントを寄せています。


ところで、フェアトレード(…発展途上国の原料や製品を適正な価格で継続的に輸入する事を通じ、立場の弱い途上国の生産者や労働者の生活改善と自立を目指す取り組み)されたコーヒー豆を日本国内で入手するのは現時点ではかなり困難のようです。
(イギリスで20%、アメリカで2%、日本ではなんと0.2%!なのだとか。)


ちなみに東京での上映館のアップリンクは異常に狭く、30名ほどしか入らないので、確実に観たい人は上演時間の1時間前に整理券が配られるので、そいつを入手することをオススメします。
なお、同館では、今後、広河隆一監督作品のNAKUBAなど、話題作が上映される予定です。


とにかく、考えさせられる作品でした。


追記:
その後、ググってみると、スターバックスはアメリカ国内の人権・フェアトレード団体の運動により、豆売りのみフェアトレード製品を扱いはじめたようです。しかし、映画に出てくるエチオピア産ではなく、スタバお得意の味がよくわからん深煎りブレンド豆みたいです。とりあえずカッコだけ?(そう言う点ではさすがだ)
by climbworks | 2008-06-11 00:29 | Movie